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チャンクダウン

「チャンクダウン」とは、大きな課題や論点を小さく細分化していく手法です。チャンクは、英語でChunk(塊)を意味します。

例えば「前年度比130%の利益目標を達成」を大きな課題(ビッグチャンク)に設定したときは、その課題をクリアするために「広告戦略を見直す」「製造原価を見直す」と小さな目標(ミドルチャンク、スモールチャンク)へと細分化するのがチャンクダウンです。

さらに「広告戦略を見直す」を分解すれば、「オウンドメディア制作による中長期的なWeb集客を行う」「月に1回のメールマガジンを始める」と、より具体的な行動まで明確化できます。

チャンクダウンなら、抽象化・複雑化した課題を整理し、具体的な行動目標へ落とし込むことが可能です。チャンクダウンを実施する際は、「どのように進めるのか」「誰が行うのか」といったHowの視点と質問が重要になります。

一方で、細分化されすぎた物事を大きな枠としてまとめて括り、全体目標の再確認や論点のズレを解消する手法をチャンクアップと呼びます。

チャンクダウン・チャンクアップなどの手法を、まとめてチャンキングといいます。

この記事の監修・筆者

志水浩 専務執行役員 統括マネージャー
志水浩
組織開発・教育研修コンサルタントして30年以上のキャリアを有し、上場企業から中小企業まで幅広い企業の支援を実施中。また、研修・コンサルティングのリピート率は85%以上を誇り、顧客企業・受講生からの信頼は厚い。管理者に対する、成果性の高い教育支援プログラム「パフォーマンス向上プログラム」の開発責任者。

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