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ダイバーシティ

「ダイバーシティ」とは、人種、性別、宗教、国籍、職歴、民族、価値観などのさまざまな異なる属性を持つ人々が、組織や企業において共存している状態です。
スキル・能力の違いやライフスタイル、働き方の違いなども含まれます。

日本語では多様性という意味です。

ダイバーシティが重視される背景には、世界的な人手不足や国際社会での平等意識の高まりなどが挙げられます。
また、ダイバーシティを取り入れた大企業(カルビー、エーザイ、楽天など)のなかには、ダイバーシティを経営戦略に取り入れて成功を収めるところも増えてきました。

■ビジネス視点でダイバーシティを活用するメリット

  • 幅広いスキル、価値観、背景を持つ優秀な人材を採用でき、生産性向上や競争力強化が見込める
  • 多角的な視点で開発や改善が進められるので、新しい経営戦略策定、問題改善策の創出につながる
  • 企業イメージが向上し、ステークホルダーからの評価が高まる

ダイバーシティを取り入れるには、多様性を受け入れる環境の整備が必須です。
異なる意見や文化の理解、活発なコミュニケーション、集団(属性)ではなく従業員個人の尊重などを企業へ浸透させます。
ダイバーシティに関する取り組みの社内外への発信も重要です。

この記事の監修・筆者

志水浩 専務執行役員 統括マネージャー
志水浩
組織開発・教育研修コンサルタントして30年以上のキャリアを有し、上場企業から中小企業まで幅広い企業の支援を実施中。また、研修・コンサルティングのリピート率は85%以上を誇り、顧客企業・受講生からの信頼は厚い。管理者に対する、成果性の高い教育支援プログラム「パフォーマンス向上プログラム」の開発責任者。

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