ダイバーシティ
「ダイバーシティ」とは、人種、性別、宗教、国籍、職歴、民族、価値観などのさまざまな異なる属性を持つ人々が、組織や企業において共存している状態です。
スキル・能力の違いやライフスタイル、働き方の違いなども含まれます。
日本語では多様性という意味です。
ダイバーシティが重視される背景には、世界的な人手不足や国際社会での平等意識の高まりなどが挙げられます。
また、ダイバーシティを取り入れた大企業(カルビー、エーザイ、楽天など)のなかには、ダイバーシティを経営戦略に取り入れて成功を収めるところも増えてきました。
■ビジネス視点でダイバーシティを活用するメリット
- 幅広いスキル、価値観、背景を持つ優秀な人材を採用でき、生産性向上や競争力強化が見込める
- 多角的な視点で開発や改善が進められるので、新しい経営戦略策定、問題改善策の創出につながる
- 企業イメージが向上し、ステークホルダーからの評価が高まる
ダイバーシティを取り入れるには、多様性を受け入れる環境の整備が必須です。
異なる意見や文化の理解、活発なコミュニケーション、集団(属性)ではなく従業員個人の尊重などを企業へ浸透させます。
ダイバーシティに関する取り組みの社内外への発信も重要です。