チーム・ビルディング
「チーム・ビルディング」とは企業全体やプロジェクトチームにおいて、個々のメンバーの能力、経験、個性を最大限発揮できる環境づくりや取り組みを行う活動・プロセスのことです。
メンバー同士の連携やフォローなどを表すチームワークと比較すると、「チームそのものを作り上げていくプロセスである」という点で異なります。
チーム・ビルディングを通じて若手社員からリーダー、管理職までの結束力や能力を高めていき、1つの理想のチームを作っていきます。
チーム・ビルディングによって、チーム全体の生産性向上、共通認識を持つメンバー同士のコミュニケーション量増加、メンバー同士の刺激によるモチベーション・イノベーションの発生などの効果が期待できるでしょう。
またチーム・ビルディングで強化されたチーム・組織単位で結果を出していけば、企業業績やブランドイメージ向上に大きな影響を与えられます。
■チーム・ビルディングの流れ
- チームのなかで理解と交流を深める「形成期」
- 価値観や意見の対立をとことん話し合う「混乱期」
- 混乱期に生じた対立などを経てチームが安定する「統一期」
- 結束したチームで目標達成のために能動的に動いていく「機能期」
- 解散の状況でチーム・ビルディングの成果が見える「散会期」
チーム・ビルディングを企業活動にうまく取り入れることで、組織全体のパフォーマンスが向上し、持続的な成長と競争力の強化につながります。