ケイパビリティ
ビジネスにおける「ケイパビリティ(capability)」とは、組織や企業が持つ能力、強み、資源、プロセスといった、全体におよぶ組織的な力です。
個人が持つ特定の能力というより、企業全体の強みを表します。
<ケイパビリティを表す力>
- 企業を統括する管理技術
- 研究開発力
- マーケティング能力
- 企業が保有する不動産、車両、従業員など
- 人材の教育・訓練プログラム、キャリア開発の取組
企業機密の専門知識、スキル、開発・製造技術など、テクノロジーと精算スキルをかけ合わせた企業の中核を成す能力は、コアコンピタンスと呼びます(自動車メーカーの独自技術など)。
ケイパビリティを高めるには、基盤となる人材育成や技術開発、競合他社と比較した自社の優位性の分析と戦略立案など、中長期的な視点でのトライ&エラーが重要です。