衛星要因・動機付け要因
「衛生要因・動機付け要因」とは、アメリカの臨床心理学社フレデリック・バーズバーグが提唱した、二要因理論とも呼ばれるモチベーション理論の1つです。
仕事の満足度は、衛生要因と動機付け要因の2つの関係性で成り立つと考えられています。
「衛生要因」とは、主に仕事への不満足感を表す要因です。
給与、労働条件、職場の人間関係、経営方針、労働環境、人事評価体制など、「揃っていないと従業員が不満に感じる」というものが該当します。
マズローの欲求5段階のうち、生理的欲求、安全の欲、・社会的欲求の一部を満たすものです。
「動機付け要因」とは、逆に仕事に対する満足につながる要因です。
達成感、承認、業務への情熱、成長の機会、責任感など、「満たされれば仕事へのモチベーションが上がる」というものが該当します。
マズローの欲求5段階のうち、高次元となる社会的欲求の一部、承認欲求、自己実現欲求を満たすものです。
衛生要因と動機付け要因の二要因を適切に満たせれば、従業員のモチベーションやエンゲージメントを意地・向上できます。