0120-370-772厳格化傾向
「厳格化傾向」とは、ある評価対象者の実態に対して、必要以上に厳しく評価を下す評価エラーの一種です。厳格化傾向は、評価者に次の心理が働くと発生しやすいと言われています。
- 他の優秀な被評価者や、過去の自分の実績を基準に評価する
- 会社や組織への使命感が強く、部下に奮起を促したい
- 「部下は厳しく育てなければ伸びない」というバイアスが強い
- 部下に強く育ってほしい、もっと成長しほしいという感情が強く働いている
厳格化傾向が顕著になると、部下のモチベーション低下、部下の精神的疲労・ストレスの蓄積、職場の雰囲気の悪化などにつながるリスクがあります。厳格化傾向の対となる評価エラーとして、寛容化傾向が挙げられます。
