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キャリア・デザイン

「キャリア・デザイン」とは、従業員が今後目指したい姿や働き方・職務などの総合的なキャリアについて、具体的な目標を立てて行動に移すことです。
組織や上司によって決定されるのではなく、自分自身が主体的に取り組んで実行していきます。

キャリア・デザインが注目され始めたのは、年功序列・終身雇用から成果主義・転職が浸透してきた時代になったことが背景にあります。
1つの企業に勤め続けるだけがキャリアでなくなり、勤続年数よりも実力やスキルが重視される傾向が見られるようになりました。

キャリア・デザインは、本来は従業員自身で考えるのが一般的です。
しかし企業が積極的に従業員のキャリア・デザインをサポートするのは、企業にとっても大きなメリットとなります。

  • キャリア・デザインが明確な従業員は、企業内での働き方や課題を正しく理解し行動できるため、組織としての人材力の強化につながる
  • 年功序列や終身雇用に囚われない企業をアピールすることで、優秀な人材や多彩な人材の確保につながる
  • 将来に向けた目標や行動が明確になるので、従業員のモチベーションの向上につながる

なお、キャリア・デザインと似たような言葉として、キャリアパス、キャリア開発、キャリア・アンカー、キャリア自律などが挙げられます。

  • キャリアパス:主に社内での職位・昇給などを達成するために必要な業務・経験・順序のこと
  • キャリア開発:従業員の能力・スキルを伸ばすために企業主導で行う施策・計画
  • キャリア・アンカー:個人が自分のキャリアを形成するうえで、もっとも大切で譲れない価値観・欲求のこと
  • キャリア自律:変化する環境や自分のキャリアを見据え、主体的に業務や学習に継続的に取り組むこと

この記事の監修・筆者

志水浩 専務執行役員 統括マネージャー
志水浩
組織開発・教育研修コンサルタントして30年以上のキャリアを有し、上場企業から中小企業まで幅広い企業の支援を実施中。また、研修・コンサルティングのリピート率は85%以上を誇り、顧客企業・受講生からの信頼は厚い。管理者に対する、成果性の高い教育支援プログラム「パフォーマンス向上プログラム」の開発責任者。

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