キャリア自律
「キャリア自律」とは、将来のキャリアを見据えて、主体的に自身のキャリア構築や学習を継続的に行うことです。
現代社会においては、終身雇用や年功序列などの日本式のキャリアは変化しつつあります。
同じ企業・出世コースに乗るだけには限らない多様化した働き方、メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用への変化、人手不足による1人あたりの労働生産性向上の必要性などが顕著になってきた現代社会において、組織と個人のお互いがキャリアを積極的に考える重要性が増してきました。
企業は従業員のキャリア自律を促すサポートを行うことで、授業員のワーク・エンゲージメントの向上、個人のパフォーマンス向上による組織力の強化、モチベーションが低下したシニア人材の有効活用などにつながります。
キャリア自律を支援する方法として、キャリア面談の実施、リカレント教育、副業の許可、その他スキルアップ支援・キャリアコース設定などの施策が考えられます。