職種別評価
「職種別評価」とは、企業全体の人事評価基準とは別に、職種ごとの評価項目を設定することです。
同じ企業内の従業員であっても、職種によって従業員に求める能力・成果は異なります。そこで職種別評価の基準を設けることで、職種ごとの働きに応じた適切な人事評価をしやすくなります。
例えば事務職であれば、スケジュール管理能力、クレーム対応、コスト削減意識、業務の正確さ、サポート先の職場の成果などが評価項目として挙げられるでしょう。
営業職なら、企画力、実行力、コミュニケーション能力、営業成績など交渉部分や売上部分が評価対象になりえます。製造オペレーターなら、正確性、改善力、実行力、技術力、コスト削減、業務目標達成度(生産数やロス率など)などが挙げられます。