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リフレーミング

「リフレーミング」とは、英語のFrameやRe-Frameなどを直訳して「物事の視点や枠組みを組み直す」という意味の心理学用語です。

ビジネスシーンでは、これまでになかった新しい視点で物事やプロセスを捉えることを意味します。とくに欠点やネガティブな要素を別視点で見直し、利点やポジティブなものとして捉えることを表します。

リフレーミングの有名な例えとしては、コップ半分の水を「コップに水が半分しかない」と考えるか「まだ半分もある」と考えるかで、捉え方が異なるというものです。

物事を前向きに捉えて自分の考え方や感情を変える「ポジティブシンキング」とは、枠組みや解釈自体を見直す点で違いがあります。

リフレーミングの例

  • 臆病で積極性がない→慎重かつ思慮深く行動できる(性格のリフレーミング)
  • 業務で失敗して落ち込む→「経験を得た」「次はこう動けば成功するだろう」と行動を改める(行動のリフレーミング)
  • 提出した企画が却下された→企画を作り直してより良い企画をつくるチャンスがきた(事象のリフレーミング)

リフレーミングの意識が企業風土として浸透すれば、従業員の自信やモチベーションの向上、過度な他責思考の排除と適度な自責思考の獲得、問題発見・解決能力の向上などが期待できます。

この記事の監修・筆者

志水浩 専務執行役員 統括マネージャー
志水浩
組織開発・教育研修コンサルタントして30年以上のキャリアを有し、上場企業から中小企業まで幅広い企業の支援を実施中。また、研修・コンサルティングのリピート率は85%以上を誇り、顧客企業・受講生からの信頼は厚い。管理者に対する、成果性の高い教育支援プログラム「パフォーマンス向上プログラム」の開発責任者。

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