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スパン・オブ・コントロール

「スパン・オブ・コントロール」とは、1人のマネージャーが直接管理できる人数や業務範囲を表す経済学の用語です。

適切なスパン・オブ・コントロールから逸脱した人数・業務範囲になってしまうと、業務停止や遅延、人材育成の鈍化、チームメンバーのモチベーション低下などが発生するリスクがあります。

スパン・オブ・コントロールの一般的な適正人数は、一般的に5~8人と言われています。実際の適性人数は、職場の状況やチームメンバーのレベル、業務内容などを考慮して決定しましょう。

例えば10人以上の管理が必要なマネージャーがいても、マニュアル化されたルーティン作業やシングルタスクが多い業務ならスパン・オブ・コントロールは広がります。
反対に専門性や難易度が高い業務が多い業務な、スパン・オブ・コントロールは狭まる傾向があります。

スパン・オブ・コントロールが適正でないと判断したときは、MBO(目標管理制度)の導入やメンバーへの権利譲渡などの施策を導入し、メンバー側の裁量権や仕事の自由度を広げることで緩和が可能です。

この記事の監修・筆者

志水浩 専務執行役員 統括マネージャー
志水浩
組織開発・教育研修コンサルタントして30年以上のキャリアを有し、上場企業から中小企業まで幅広い企業の支援を実施中。また、研修・コンサルティングのリピート率は85%以上を誇り、顧客企業・受講生からの信頼は厚い。管理者に対する、成果性の高い教育支援プログラム「パフォーマンス向上プログラム」の開発責任者。

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