「クローズド・クエスチョン」とは、回答者が「YES・NO」や「はい・いいえ」といった2択や、1～5の番号の中から選ぶ形式など、限定された選択肢のなかから選んで回答してもらう方法です。
質問内容はできるかぎり明確かつ簡潔にし、回答者にストレスを与えずに答えてもらうようにします。

クローズド・クエスチョンの具体例

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クローズド・クエスチョンのメリットは、必要な情報をスピーディーに収集できる点です。
また不必要な情報が集まることがないのでやり取りのテンポがよくなり、コミュニケーションの効率化が期待できます。
クローズド・クエスチョンを繰り返すことで、会話の主導権を握るテクニックも存在します。

クローズド・クエスチョンが用いられるのは、顧客満足度調査、会議などでの多数決、取引先の意思確認などです。

ただしクローズド・クエスチョンは相手に尋問のようなイメージを与えてしまったり、予想を超える回答を得られなかったりといったデメリットがあります。
自由な回答を求めるオープン・クエスチョンと組み合わせることで、より効果的な情報収集やコミュニケーションにつながります。