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保守性バイアス

「保守性バイアス(現状維持バイアス)」とは、これまでの情報、信念、あり方などに固執し、新しい情報や変化、未知のものを受け入れず避けてしまう傾向のことです。
簡単な例として、「レストランで同じメニューしか頼まない」「事例がないと新しいアイデアを拒否する」が挙げられます。

■保守性バイアスが発生する原因

  • 過去の成功体験が忘れられない
  • 変化に伴う損失のリスクや信頼失墜などを恐れている
  • 居心地のよい空間をわざわざ破壊したくないと考えている

保守性バイアスが強すぎると、チャレンジを求める従業員のモチベーション低下、イノベーションの阻害、急激に変化する時代や競争社会への対応の遅れなどのデメリットが発生します。

保守性バイアスを防ぐには、企業内のさまざまな人材や外部の専門家からの意見を取り入れる、数字やデータなどに基づいた客観的な根拠を重視するなど、客観的視点を持つことが重要です。
難しいときは小規模な改革やテストを繰り返し、リスク回避しながら新しいものを取り入れるのがよいでしょう。

この記事の監修・筆者

志水浩 専務執行役員 統括マネージャー
志水浩
組織開発・教育研修コンサルタントして30年以上のキャリアを有し、上場企業から中小企業まで幅広い企業の支援を実施中。また、研修・コンサルティングのリピート率は85%以上を誇り、顧客企業・受講生からの信頼は厚い。管理者に対する、成果性の高い教育支援プログラム「パフォーマンス向上プログラム」の開発責任者。

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