各社の実情に沿った評価者・被評価者教育を実現します 株式会社新経営サービス 評価者研修.com

free dial0120-370-772

[受付] 9:00~17:30(平日)全国対応

用語集

GLOSSARY

評価者研修ドットコム > 用語集 > あ行 > インシデントプロセス法

インシデントプロセス法

「インシデントプロセス法」とは、マサチューセッツ工科大学のピコーズ教授夫妻が考案した事例研究法(ケーススタディ)の1つです。
職場におけるインシデント(重要な出来事)を分析し、それらの問題点の洗い出しと解決策の考案を行います。インシデントプロセス法の進め方は次の通りです。

  1. 日常業務で発生する職場のインシデントを掲示し調べる
  2. インシデントの背景にある事実をまとめる
  3. 問題点を洗い出し、絞る
  4. グループに分かれて解決策と理由を話し合う
  5. グループごとの解決策を発表する
  6. 総括を行い、全体にフィードバックをする

インシデントプロセス法のメリットは次の通りです。

  • 具体的なインシデントに基づいた評価であるため、従業員の行動改善につながりやすい
  • 参加者1人ひとりが当事者の立場で考えられ、主体的、積極的な討論ができる
  • 事例の事実について質疑応答がなされるので、発表者の対応について批判的になりにくい

この記事の監修・筆者

志水浩 専務執行役員 統括マネージャー
志水浩
組織開発・教育研修コンサルタントして30年以上のキャリアを有し、上場企業から中小企業まで幅広い企業の支援を実施中。また、研修・コンサルティングのリピート率は85%以上を誇り、顧客企業・受講生からの信頼は厚い。管理者に対する、成果性の高い教育支援プログラム「パフォーマンス向上プログラム」の開発責任者。

評価者研修基本ラインナップ