イクボス
「イクボス」とは、職場で一緒に働く部下やその他従業員のワークライフバランスを尊重し、従業員のキャリアとプライベートを応援しながらも仕事の結果を出せる上司・管理職のことです。
内閣府の資料によると、2013年2月群馬県庁「イクボス養成塾」が発祥だと言われています。
名称は、「育児(イク)」と「ボス(上司)」から名前を取っています。
自組織のワークライフバランスを保ちつつ、従業員が安心して子育てできる環境を構築することを、「イクボス宣言」として公表する企業や自治体も増えてきました。
上司がイクボスになるメリットは次の通りです。
- 従業員が働きやすい環境づくりが進み、従業員のエンゲージメントや生産性が向上する
- チームメンバーが、働きながらの育児・介護への理解を進められる
- 思いやりの気持ちが醸成されることで、ハラスメントの発生防止につながる
- 子育てがしやすい企業として、優秀な人材を採用する際のアピールになる