標準報酬月額
「標準報酬月報」とは、社会保険の保険料や給付額を算定する際の基礎となる、月額報酬を標準化した金額です。
出典:全国健康保険協会「令和6年度保険料額表(令和6年3月分から)|東京」
従業員に支払う給与や手当、残業代などを基に報酬が決定され、その報酬額に合致する等級の年金保険料や健康保険料が、その従業員と企業が支払う社会保険料です。
標準報酬月額を決める際は、原則として4~6月の3ヶ月間の給与額等の平均額を基にする定時決定が採用されます。
昇給などで報酬に大幅な変更があったときは、随時決定によって新しい標準報酬月額が翌月から適用されます。
標準報酬月額によって、公正な保険料の負担や適切な給付の提供を行うことが可能です。