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フレックスタイム制

「フレックスタイム制」とは、一定の期間についてあらかじめ定められている総労働時間の範囲内において、労働者が自分の労働時間、始業時間、就業時間などを自由に決められる制度です。

たとえば、「今月の労働時間を140時間」と決まったときは、1か月の労働時間140時間超えになるように働けばよくなります。
「火曜日は用事があるから12時~5時までの5時間、次の日は8時~6時までの10時間」といったイメージで変更が可能です。

ただし、必ず出勤が必要な時間帯である「コアタイム」が設定されているときは、コアタイムには出勤できているようシフトを組まなければなりません。
たとえばコアタイムが「13時~15時」となっているときは、13時~15時には出勤しておけるシフトにする必要があります。

コアタイム以外の自由に出退勤できる時間帯は、「フレキシブルタイム」と呼びます。

フレックスタイム制
出典:厚生労働省「フレックスタイム制のわかりやすい解説&導入の手引き

<企業がフレックスタイム制を導入するメリット>

  • 従業員の満足度や生産性向上につながる
  • 子育てや介護をおこなう従業員でも柔軟に働ける
  • 求職者からの注目が高まり、優秀な人材を確保する機会が増える
  • 効率的な働き方できるので、不必要な残業や手待ち時間を削減できる

この記事の監修・筆者

志水浩 専務執行役員 統括マネージャー
志水浩
組織開発・教育研修コンサルタントして30年以上のキャリアを有し、上場企業から中小企業まで幅広い企業の支援を実施中。また、研修・コンサルティングのリピート率は85%以上を誇り、顧客企業・受講生からの信頼は厚い。管理者に対する、成果性の高い教育支援プログラム「パフォーマンス向上プログラム」の開発責任者。

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