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用語集

GLOSSARY

学習性無力感

「学習性無力感」とは、繰り返される失敗や、抵抗・回避できない困難な状況によって強いストレスを受け続けた結果、「何をやっても無駄」という思考に陥ってしまう心理状態です。
努力や学習は意味ないと経験から学習してしまい、行動をしない、不利な状況を受け入れるなどの無気力状態が自然になってしまいます。

従業員が学習性無力感に陥ると、業務の生産性低下、モチベーションの低下などにつながり、企業全体に悪影響を及ぼすでしょう。
学習性無力感を放置していると、従業員の退職や休職となったり、うつ病といった精神疾患を患ったりなど、問題がより大きくなるリスクがあります。

学習性無力感の原因は、上司のパワハラ、能力や適正に見合わない業務の押し付け、企業全体の諦めムードなどが挙げられます。
学習性無力感を克服するには、従業員の小さな成功体験を積ませる、能力や適性に合う部署へ再配置する、周囲のコミュニケーションやサポートが受けられる環境を整えるなどが効果的です。
また、周囲が学習性無力感についての理解を深めることも重要になります。

この記事の監修・筆者

志水浩 専務執行役員 統括マネージャー
志水浩
組織開発・教育研修コンサルタントして30年以上のキャリアを有し、上場企業から中小企業まで幅広い企業の支援を実施中。また、研修・コンサルティングのリピート率は85%以上を誇り、顧客企業・受講生からの信頼は厚い。管理者に対する、成果性の高い教育支援プログラム「パフォーマンス向上プログラム」の開発責任者。

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