昇格基準
「昇格基準」とは、従業員が昇格するための基準です。
「〇〇を達成する」「〇〇評価を超える」といった基準をあらかじめ設定しておき、評価時にその基準を満たしているか否かを確認します。
昇格は、主に役職や地位は変わらず等級が上がることを意味します。役職が上がる昇進(リーダーから係長、係長から部長など)の条件は、別途設けられるのが一般的です。
昇格基準として使われる要素は次の通りです。
- 業務における目標達成率、生産性向上、売上貢献など
- 業務における専門知識、リーダーシップ能力、問題解決能力など
- コミュニケーション能力、協調性、態度
- 勤務中の行動、仕事への意欲、自己啓発の度合い
- 勤続年数
昇格基準を明確に決めておくことで、人事評価の公平公正さを担保できます。
また、従業員個人が目標を立てやすく、自身のキャリアパスを決めやすい点もメリットです。