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用語集

GLOSSARY

401K

「401K」とは、いわゆる確定拠出年金のことです。確定拠出年金とは公的年金の上乗せ制度となる「私的年金」の一種です。
加入者から集めた掛金で資産運用をおこない、掛金+運用益の合計額を年金として給付する形になります。
積み立てることで、公的年金+401Kで積み立てたの年金+運用益を年金として受け取れます。

個人が積み立てる401Kが、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」です。
積み立てる掛金は、個人が範囲内で自由に設定します。

一方で、所属する従業員の代わりに企業が掛金を拠出するのが「企業型DC(企業型確定拠出年金)」です。
企業型確定拠出年金には、従業員が自動加入になるものと、従業員が選択できる選択型DCがあります。

企業が拠出できる掛金は、ほかの企業年金(厚生年金基金、確定給付企業年金など)があるときは月額2万7,500円、ほかの企業年金がないときは月額5万5,000円が上限となります。
この上限額に上乗せして拠出できるマッチング拠出制度が適用されるときでも、上乗せ分を拠出するのは従業員個人です。

<企業が401Kを導入するメリット>

  • 従業員が定年まで安心して働ける環境づくりに寄与する
  • 事業主掛金は全額を損金算入できる
  • 掛金の運用によって発生した運用益に対する課税がない

企業が401Kを導入する際には、自社の加入者に対する投資教育をおこなう必要があります。また、401K導入によって自社のキャッシュフローが悪化しないかを確認しておきましょう。

この記事の監修・筆者

志水浩 株式会社新経営サービス 専務執行役員
志水浩
組織開発・教育研修コンサルタントして30年以上のキャリアを有し、上場企業から中小企業まで幅広い企業の支援を実施中。また、研修・コンサルティングのリピート率は85%以上を誇り、顧客企業・受講生からの信頼は厚い。管理者に対する、成果性の高い教育支援プログラム「パフォーマンス向上プログラム」の開発責任者。

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